山陰本線完乗の旅
前々回の記事からの続きです。出雲市駅前のスーパー銭湯「らんぷの湯」
「サンライズ出雲」で出雲市駅まで、そこから益田駅までは「スーパーおき」に乗車しました。
山陰本線は起点となる京都駅から島根県の江津駅までは乗車済みです。
残る未乗区間は江津駅から先の幡生駅まで。
偉大なるローカル線を地でいく過疎区間ですが、今回の帰省のどさくさで一気に乗りつぶすことにしました。
「スーパーおき」の終点は益田駅ではなくて、山口線を経由した新山口駅(旧小郡駅)。
そのまま列車に乗っていれば新山口まで行けて楽なんだけどな〜と思いましたが、ここはグッと我慢して山陰周りで向かいます。
益田 13:28 ⇒(普通・長門市行き)⇒ 15:17 長門市
入り江のそばには集落があり、その集落には駅がありました。
当たり前のことですが、昔から住みやすいところに人が集まっていたことに感動を覚えます。
外海の波の高さはこのくらい。
湾内は鏡のように穏やかです。
山口県名物のオレンジのガードレール
長門市 15:20 ⇒(普通・小串行き)⇒ 16:35 小串
乗り換えた列車もタラコ色のキハ40。
ボックスシートを1人で独占できたので快適そのもの。
小串 16:40 ⇒(普通・下関行き)⇒ 17:25 下関
下関の一つ手前の幡生駅が山陰本線の終点です。
これで山陰本線は全線完乗です。
1回で乗りとおしたわけではありませんが、現在日本で最も長い路線である673.8 kmを完乗したことには達成感を覚えました。
記念に幡生駅で途中下車しようかとも思いましたが、この列車で終点まで乗り通したい気持ちもあり、撮影後に列車に戻りました。
5分の名残乗車(幡生-下関間は山陰本線ではなくて、山陽本線)の後に下関駅に到着。
九州行きのブルートレインは全ての列車がここで停車し、関門トンネルを通過するために機関車を付け替えていました。
そのため下関駅のホームは15両の超大編成に対応した長いホームとなっています。
今は2両とか4両の普通列車が停車するだけなので、ものすごく寂しく感じます。
つい10年くらい前までブルートレインが走っていたなんて、にわかに信じられません。
そんな思いに惹かれながら下関駅で途中下車し、今夜の宿に向かいました。
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